こんばんは!
先日Visit Singapore 公式サイトでこんな記事を見つけました!
インド系の人々は、シンガポールで3番目に大きな民族グループで、彼らのコミュニティはインド国外においてインド人が最も多く住む場所の一つとなっています。
彼らの多くは、1819年にイギリス人がシンガポールに移住した後にインド南部からやって来ました。今日では、この国のインド系住民のほぼ60%がタミル族を祖先としています。また、シンガポールのインド系民族の半数以上はヒンズー教徒です。
https://www.visitsingapore.com/ja_jp/travel-guide-tips/about-singapore/people-of-singapore/
シンガポールに住むインド人の60%がタミル族を祖先としている、、、タミル族って一体どんな民族なんだろう、、
気になった私は、タミル族について探ることにしました。
タミル族について
住んでいる場所
タミル族が住む場所は、タミル・ナード州、スリランカの東部・北部。下地図の赤色マーカーの辺りです。
(※タミル族全体の15%がスリランカ、7%がマレーシア、6%がモーリシャス、5%がシンガポールに住んでいると言われている)
信仰している宗教
ヒンドゥー教、ジャイナ教、キリスト教、イスラーム教
体、顔の特徴
タミル族は、インドの民族を大きく4つに分けた時にドラヴィダ系民族に属す、
ドラヴィダ系民族の特徴は全体のインド人の中でも黒茶の肌、髪はウェーブがかっている。鼻が低く、手足が長い。
言語
タミル語を話す。紀元前3世紀からある言語と言われていて、インダス文字解読の鍵にもなったと言われている。
シンガポールインド人コミュニティの公用語はタミル語。
また賛否意見があるが、タミル語が日本語の語源となったという説もある(日本語=タミル語紀元説:大野 普)
食べ物・料理の特徴
タミル人の主食は主にお米です。お米は日本と同じように蒸したものの他に、米粉から作ったドーサ、イドゥリー、プットゥ、パーパド、アッパム、ウッタパム等があります。
ベジタリアン、非ベジタリアン両方のレパートリーが豊富。豆類の中でもレンズ豆がよく使わる。(私個人の印象としては南インド、北インドとざっくり分けた時に、南インドのカレーは北インドのカレーに比べて油分が少なくサラっとしている。南インドのカレーの多くにココナツミルクが使用されている。)
タミル語で「食事」を意味する「kaRi(カリ)」、当時インドを植民地支配していたイギリス人が*カレー*と総称して世界中に伝えたこと。それが日本や海外でもカレーと呼ばれるている理由なんだそうです🍛
タミル族は何故、シンガポールにやってきたのか?
19世紀、イギリス東インド会社の拠点地になっていたシンガポール。当時シンガポールは東西貿易の中継地として栄え始めていました。それと同時にタミル族達は働き口を求めて、または一旗上げようと起業のためにシンガポールに渡って来たそうです。
参考サイト:ウィキペディア「タミル人」、ウィキペディア「ドラヴィダ人」、ウェキペディア「タミル料理」、ウィキペディア「カレー」、沖縄テレビ放送「広大な面積のインドは、北部と南部でカレーの特徴が異なる!?」、シンガポールのインド人の歴史〜タミル族が多い理由〜
最後に
リトルインディアにある多くのレストランでは、米粉から作られたドーサやイドゥリーを提供しています。今回の記事を通して、どうして米主食のカレー屋さんがリトルインディアに多くあるのか、のヒント見つかったのではないでしょうか??
北インドとタミル族の住む南インドがどう違うのか、なんとなくでも分かってもらえたら嬉しいです😊
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最後まで読んでくださってありがとうございます❗
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